典型的ヤンデレっっっ!!!って感じだと思いました(個人的に)。
はっきり言ってしまえば、「監禁男子~甘い檻~」的な感じ。
でもあっちよりも救いがないかも…まだあちらはストーリー分岐という(若干無理はあるものの)救済があるので。
今作から外伝含めた3まですべて聞いて、一番バッドエンドというか、バッドエンドとしかとらえられない物語だったなぁ。
結局、終始ヒロインから「朝陽」に対する想いがないので、すごく強引に感じるんですよね。シリーズの外作品にはヒロインからの愛があって、(殿方から向けられる愛は多少歪んでいても)この二人はきっとこれで幸せなんだなぁとか、ちょっと心配要素はあっても希望が持てるという感じなんですが、1に関してはそれがない。
独りよがりで、我がままで、強引で、錯覚の幸せを、朝陽だけが享受している。
ヒロインはもちろんですけど、朝陽さん、これで幸せなのかなぁ…
かなしい。
弟さんってそもそも朝陽さんが言うように、そんなに悪い人だったんでしょうか?
弟さんについての印象を形成できるのが、朝陽からの評価だけなので、正当に判断することはできませんが…
ただ、もし兄の評価通りの人だとしても、兄の評価が歪んでいるだけの良い人だとしても、ヒロインの事故の直前の記憶の夢で感じるのは、「ヒロインに対しては素敵な優しい人」だったんでしょうね。
だからこそ、朝陽もそう演じていたんでしょうし。
ヤンデレは得意じゃないけど、雨の痕は大丈夫そう、むしろ好き。と、外伝・3を聞いて、今作も聞いてみましたが、やはり一方的過ぎてもはや愛の方向性がヒロインを手中に収めること、みたいな感じのヤンデレはやっぱり聞いてて悲しくてダメだぁと思いました。
でも土門さんの懇願の叫びは聞く価値がありました。迫力すんごい。コワイヨー
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